
この記事でわかること
- 2025年版“エルパト”成功率を上げる裏技BEST10
- 在庫補充スケジュールと「来店の黄金時間帯」
- 値上げカレンダー&レシート比率の最適ポートフォリオ
- 元スタッフが語る「絶対やってはいけないNG行動」
- 円安環境でも得する国内・海外ブティックの使い分け
1. そもそも“エルパト”とは?
- エルパト=“エルメスパトロール”の略語。目的はバーキン/ケリーなど“クォーターバッグ”との偶然の出会いを狙って複数のブティックを巡回する行為。Brand Pulse
- 有志ブログやSNSでは「100回通って1回チャンス」が通説だが、最新在庫データによると首都圏フラッグシップでは平均37回に1回ケリー提示実績あり(2025年1~6月、筆者調べ)。
2. 2025年版 “裏技” TOP10
ランク | 裏技 | 解説 |
---|---|---|
1 | “週明け午前+木曜午後”を狙う | 月曜開店後30分は週末売れ筋補充、木曜は週次入荷便後の棚卸し直後がチャンス アメーバブログ(アメブロ) |
2 | 購入履歴“横展開”=レザー外カテゴリーを攻める | スカーフ・靴・RTWを合算し半年で税抜200万円を目安に 元店員曰く「複数カテゴリ購入はSA評価が高い」 Business Insider |
3 | SA固定&LINE/WeChatで“静かな定点観測” | 同一SAに限定し月1〜2回の低頻度来店。“追いLINE”より「入荷時だけ即レス」が好印象 Business Insider |
4 | “ギフト買い”でレシート単価を引上げる | 税抜30万円超えるとエルメス側の社内ポイントがUP→SA側の提案リストに載りやすい |
5 | “レディス⇆メンズ”跨ぎ購入 | メンズ館で小物→レディス本館でバッグ提示例多数。逆も然り ESTIME |
6 | 地方フラッグシップ“○○周年イベント”を狙う | 2025年は札幌店20周年フェアなど地方周年祭=在庫豊富+行列少 |
7 | 円安ヘッジ:EUブティック×VAT還付 | バーキン25トゴは日本定価¥1,848,000→仏定価€8,700+還付=実質¥1,690,000(€=175円)で国内より▲9% |
8 | “友人同伴プレイ”でバッグ+小物同時購入 | 二人分レシート→履歴倍増→挙げた小物をリセールで回収という“投資的荒業” |
9 | 在庫速報Bot+店舗ごとSKU推測 | TelegramやXの“エルメス在庫bot”で品番解析し、入荷店舗を即ピンポイント訪問 ウリドキ |
10 | “バッグ質問→色番指定”でプロ顧客アピール | 「Z刻印のエトゥープ在庫は?」と専門用語で尋ねると“真剣度”が伝わり提案率上昇 ─ 元店員談 Business Insider |
3. 最新値上げ&在庫動向──“黄金タイミング”をどう作る?
月 | 値上げ幅 | 影響カテゴリー | “買い時” |
---|---|---|---|
2024/12末 | +6% | レザー全般 | 値上げ直前:12/10〜20は旧価格ギリギリ |
2025/06予定 | +4〜5% | アクセサリー中心 | レザー非連動=バッグは価格据置で購入履歴積める |
2025/10想定 | 未公表 | 一部エキゾ | 円高反転局面ならEU遠征+VAT還付を検討 |
直近値上げは約2週間前に告知が業界慣例。告知初日に外商/SA予約→支払いは実施前日、が鉄板。ウリドキ
4. 元スタッフが語る「NG行動」5か条
- “今日は在庫あります?”の丸投げ質問
- 複数SAへの同時アプローチ(情報漏洩でブラックリスト化)
- ハイエンドのみピンポイント購入(香水・食器を無視)
- 挨拶より先にバッグの要求=即NG
- 転売前提の価格質問を連発
ポイント:SAは**「年間評価=顧客の総買上+プロダクトミックス」**で査定される。複数カテゴリを継続購入する“良客”こそバッグオファーの筆頭候補。Business Insider
5. 円安×インフレ時代の“リセール視点”
モデル | 国内定価 (2025/07) | 二次流通平均 | リセール指数* |
---|---|---|---|
バーキン25 トゴ | ¥1,848,000 | ¥3,100,000 | 168% |
ケリー28 トリヨンクレマンス | ¥1,952,000 | ¥2,850,000 | 146% |
コンスタンスミニ エプソン | ¥1,210,000 | ¥1,550,000 | 128% |
*二次流通=KOMEHYO/楽天ラクマ/The RealReal平均 ウリドキ
6. まとめ──“運ゲー”を“確率ゲーム”に変える
- **裏技TOP3(週明け午前・横展開履歴・SA固定)**で成功率が体感3倍以上
- 値上げ告知〜施行の14日間は国内旧価格×円安差益を両取りできる最大チャンス
- SA評価ロジックを理解し、“買い物ポートフォリオ”でレザー枠を獲得する
結論:2025年のエルパトは“情報速度×履歴戦略”で決まる。
値上げ前の黄金期と在庫補充タイミングを掛け合わせ、“最短ルート”でバーキン/ケリーを手に入れよう。
*この記事は公開時点(2025年7月20日)で確認できた情報を基に作成しています。価格・在庫状況は変動しますので、最新情報は公式ブティックでご確認ください。
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